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最強のギターシールド、楽器用ケーブルまとめ

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倉川知也 写真|IMG_0053倉川知也

音楽に於ける『単線』『捻り線』のメリット・デメリット

ここで『電氣』についての基本概念を
知っておく必要性があるのですが、

ここでは流石に長くなるので、
もしも御興味のある方は
→こちらの知恵袋でわかりやすい
ご説明があったのでシェアしておきますねw

 

単線と捻り線の音質、サウンドカラーについて

 

さて、ここからは上記のことを
理解している、という前提でお話していきますが、

まずは単線について。

 

『単線』というのが読んで字の如し、
皮膜の中に太い針金のような線材が
1本通っている、というものです。

これによって
捻り線とは別のサウンドカラーになります。

 

さて、エレキギター、
エレキベースだけでなく
マイクから拾った音など、
すべて『電氣信号』となります。

そして、その正体は『電子の移動』です。

 

その際に『単線』という一本の針金の中を
電子が通る、ということは
ストレートかつ、スムーズに移動が可能です。

対して捻り線の場合、
細い線が複数束ねられており、
その複数の細い線のところを
分子が移動することになり、

分子同士が当たったりしながら
移動することになります。

 

これがサウンドに
影響しない訳がありません。

 

これはあくまでもクラカワや、
僕の周囲のミュージシャン、
生徒さんの私感ですが、

 

『単線』は、
とてもストレートで素直な音、
という印象。

 

逆に『捻り線』は
多数の細い線材の中で
分子が干渉しあうためなのか
少し音が滲んだような印象です。

 

この習性をうまく使ったりして
音楽ケーブルメーカー各社さんは
様々な色付けをしていたりしますね。

 

単線・捻り線の使いやすさについて

サウンドカラーの項目で
お話したことを聞いた方は

「じゃ、単線の方が音が素直だから
単線がオススメなんでしょ?」

と、安易に判断してしまうかもしれませんが、
実はそうは一概に言えません。

 

確かに単線のケーブルはサウンド的に
とても素直な感じがしまして
オススメしたいところなのですが、

中身は針金のようなものですから、
結構硬いんですね。

なので、とり回しがしづらかったりします。

 

しかも、
『針金』の習性をご存知の方であれば
お分りになると思いますが、

針金は何度も曲げ伸ばしすると
折れてしまったりしますよね。

1本しかないので折れてしまったら
救いようがないという(笑

 

それに比べ、捻り線は
複数の細い線が束になって居るので
柔らかく、取り回しがしやすい。

 

そして、前項でもお話をした通り、
銅線の質や組み合わせなどで
様々なサウンドカラーを
付加するものもあります。

 

→ 続く
【結論】クラカワの考えるおすすめケーブル・シールドとは

 

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