TKのバンド『小次郎 feat. 惺光玖拾玖』の詳細はコチラ。

Apogee ONE レビュー|倉川が『アポジー ワン』を薦める理由

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DAW

倉川知也|対談3

音楽プロデューサーの倉川知也です。

 

実は、今まで黙っていたのですが、
クラカワは『Apogee』社さんの『ONE』という
オーディオインターフェースを
かれこれ2年ほど前から愛用しています。

(クラカワのはこの色ではないのですが…汗)

 

今回はこの
Apogee ONE』のクラカワの使用感を
レビューとして、
つらつらとご紹介していきたいと思います。
(※あとでさらに氣付くことがあれば書き足し更新もしていく予定ですw)

 

 

オーディオインターフェース 『Apogee ONE』|倉川知也 本氣レビュー

実はクラカワ、この
『Apogee ONE』について
正直ナメていたんですね。

 

何故なら

「(価格が)高けぇ」

ってこと。

 

たった2chしか同時収録出来ないのに
なんで4万前後もするんだよ!

って、思ってました(苦笑

 

なので当時、
当然友人にも薦めませんし、正直

「Apogee (アポジー) 随分強氣やな」

とさえ思ってました。

 

まさか自分が導入するとは
思ってもみなかったなー。。。笑

 

 

山木隆一郎 氏の影響で Apogee ONE を買うことに?!

そんな Apogee ONE の評価でしたが、
その後、評価が一転。

 

クラカワが『シンセの師匠』と信奉している
山木隆一郎 氏のブログにて
このような記事を発見してしまいます。

 

 

もう、

「山木師匠が使ってるのなら!」

的な『ミーハー根性』丸出しで
導入した訳ですねw
(ま、それが最終的にとても良い結果に繋がるのですが…)

 

 

Apogee ONE のオススメなところ

クラカワが『Apogee ONE』を
購入するに至った理由や
オススメする理由は幾つかあります。

 

小型である|Apogee ONEの携帯性が素晴らしい

『Apogee ONE』は
山木さんがモバイル用として選択するように
とても持ち運びがしやすいです。

 

なんと、iPhone6s Plus と並べて
縦幅はほぼ同じぐらいw

 Apogee ONE と iPhone6s Plus|画像

横は若干少ないですね。

厚みは当然ありますが(笑

 

これだけ小さければ
Apogee ONE をバッグだけでなく、
ギターケースなどに忍ばせてスタジオへ。。。

なんて氣軽に持ち運べますよねw

 

 

ハイレゾに対応している

『Apogee ONE』は、この小ささで
なんと 24bit / 96kHz に対応しています。

 

ここ数年、
いわゆる『ハイレゾ』と言われる
『CDよりも音質が高い』という
フォーマットが脚光を浴びていますが、
その録音・再生に対応。
(ハイレゾの定義に関しては コチラ を御参照ください)

 

流石に 192kHz までには及びませんが
実際、現在の汎用パソコンのスペックを考えれば
ぜんぜん 96kHz で充分すぎると思います。

 

 

コンデンサーマイク内臓! |Apogee ONE built-in Mic がすごい

Apogee ONE built-in MIC|画像

なんと『Apogee ONE』は
コンデンサーマイク
本体に内臓しているのです。

実は、クラカワが導入する際、
ココが決め手となりました。

 

メロディーなどが浮かんだ時
マイクを立てる作業って
すごく億劫だったり
するじゃないですかw

 

マイク立ててる間に
「メロディ忘れたー!」
なんてことが多々あるので
すごくありがたいなーと。

 

そしてこのマイク、
結構ナメられません。

 

 

コチラ、旧デザインのものでの
収録動画だと思うのですが、

 

この動画を見て

「うおぉぉぉー!!!
 すげぇぇぇー!!!」

となったのを覚えています。

 

よくある
『単なるオマケ的マイク』ではなく、
思った以上に結構いい感じのサウンドで
録音出来るんですよね。
(※この件に関しては最後にクラカワが収録したデモ音源を交えて言及しますw)

 

 

Apple製品との親和性がすごい |Apogee ONE と Logic・Mac・iPhone・iPad

クラカワのTwitter
この クラカワBlog の読者さんであれば
最近、倉川のメインDAWが

Apple Logic』になったことを
ご存知かもですが、

(↓Logic という DAW はこれねw)

LogicPro X|画像

‎Logic Pro X

‎Logic Pro XはLogic史上最も高度なバージョンです。
現代的なインターフェイスにプロ仕様の
作曲、編集、ミックスができるツールを装備。
クリエイティブな結果が即座に得られ、
必要に応じて処理能力を増加できます。
また、驚くようなサウンドを作るための…

 

実は『Apogee ONE』だけでなく
Apogee製品はApple製品との親和性が
素晴らしく高いのです。

 

例えば、

Apogee ONE を Logic で使用する際に、
いちいち『Apogee Maestro』という
Apogee専用コントロールソフトで操作せずとも
Logic 内のミキサー画面からゲインなどを
コントロール出来るのですw

 

クラカワが昔愛用していた StudioOne

 

Presonus さんの 自社オーディオインターフェース
のような連携が取れる感じですねw

Presonus Studio 1824c

楽天で購入

(てか、最近の機種はこんな安くなってるんすね。。。汗)

 

しっかし、Apogee さんと Apple さんは
Presonus さんの件と違って 会社が違うのに
こういうことが出来るの、ちょっと驚きです。

 

プロ用デジタルコンバータメーカーのサウンド。 小型になってもやっぱり Apogee!

Apogee さんといえば、
デジタルレコーディングの媒体が

SONY PCM-3348|画像

SONY PCM-3324 などの
磁氣テープ』から『パソコン』へ、と変わる
(※画像は海外オークションからの拾い物です苦笑)

要は、今でいう
DAW』(デジタル ワーク ステーション)
の黎明期。。。

 

当時から業界の最先端を走っていた
digidesign (現・AVID)の『Protools』という
現在業界標準となるDAWシステムの
サードパーティーのデジタルコンバーターとして
採用されるメーカーさんでした。

 

当時、我々からすれば憧れの名機、
Apogee AD-8000』。。。
(※画像は拾い物です。クレーム戴いたら消します苦笑)

Apogee AD-8000|画像

懐かしいなぁ。。。
(48kHzまでしか対応してないのに100万円近くしたというw)

 

そのテクノロジーはさらに進化し、
やはり業務用のハイエンド機種も
未だに根強い人氣があったりします。

(それにしても凄いお値段。。。苦笑)

 

実はクラカワ、
『Apogee ONE』について

「どーせ Apogee って言っても
 廉価版で “タカ” が知れてるんでしょ???」

なんて、斜に構えてましたが、

 

実際使ってみて、

「Apogeeさん、、、ごめんなさい。。。」

と、なりました。

 

いやはや、
この『大きさ』で、この『機能』。

そして、
この『価格』で、この『音質』。。。

 

正直、びっくりしました。

 

やっぱり Apogee。

さすがのSoundQualityでした。

 

 

Apogee ONE 実際のサウンドは???

さて、今回は実際に
クラカワが収録したサウンドがありますので
コチラを参考資料として。

 

先日、再始動が情報解禁となった
クラカワがプロデュースしている
伝説のバンドと言われている『小次郎』。

今回、Vocal の『小次郎』と AG の『クラカワ』
という初代からのコアメンバーに
新たに3名の新メンバーを迎えて

第4期 小次郎Band の活動を
小次郎4th』と銘打って開始したのですが
新曲のプリプロで、

この『Apogee ONE』が
まさに大活躍しているのです。

 

Apogee ONE の内臓マイクの音質はどうなの?! ドラムのレコーディングしてみた。

Apogee ONE Drums REC 2 Apogee ONE Drums REC 1

Apogee ONE Drums REC 4 Apogee ONE Drums REC 3 

(※クリック or タップで写真を拡大できます)

 

『小次郎』というバンドはメンバー全員で
リハ中にセッションして楽曲を即興で作っていく、

というスタイルなので
ある程度骨組みが出来たら

その場で仮ギター、仮歌、
そして仮ドラムを録って事務所で煮詰める。。。

なんてことが氣軽に出来るようになったのも
『Apogee ONE』のおかげだったりします(笑

 

実は先日発表した新曲のドラムも
まさに『Apogee ONE』で収録されたものです。

 

小次郎4th の初新曲のデモは ほぼApogee ONEで録音されていた?!

小次郎4th銀河蘭楽(ぎんがらんらく) –
 ”nebula macula fatum“(lingua latinaPre-Pro Ver.

『Apogee ONE』は2chしか入力がないので
当然、ドラムはモノラルで収録されています。

あの本体の小さいコンデンサマイクで
ここまで出来るのはちょっと驚きですよねw

 

ちなみに、
この『銀河蘭楽』という楽曲に関しては
アコギも歌もリハ中に収録した仮のままなので
まさに『Apogee ONE』のサウンドです(笑

 

そして、周囲の人たちに

「このドラム、Apogee ONEで録音したのよw」

と言うと、みなさん

「えぇぇぇー!!!ウソだぁぁぁー!!!」

って驚きます。

 

意外に モノラル録音 って
氣付かれてないんだなぁと笑

 

ま、Apogee ONEのあの小さい内臓マイクが
Tomとかの低音もフツーに拾ってますからね。。。汗

 

そりゃーびっくりするわーってw

 

実際、収録してから
クラカワもびっくりしてましたし(笑

 

 

Apogee ONE はこんな方にオススメ!

さて、まとめです。

ここまでつらつらと書いてきた
『Apogee ONE』のレビューですが、
クラカワ的にはこんな方にオススメです。

 

・持ち運び用のサブインターフェースが欲しい

・宅録なので同時入力は2つあればいい

・マイクでの同録は1つでOK

・氣軽にレコーディングしたい

・メインDAWがLogicである

・iPhone や iPad を活用したい

・でも音は本格的にしたい

 

などなど。。。

言い出したらキリがないです(笑

 

 

Apogee ONE は実は高くない?お買い得?

最後に『Apogee ONE』の
コストパフォーマンス について。

冒頭でクラカワは
「高けぇ!」と書きましたが、
実際使用した感じ、そして
よくよく考えてみると
『Apogee ONE』は
割とコスパいいのではないか、と思います。

 

確かに黒い筐体のものを買えば
5万近くしますから
正直オススメしづらいのですが

銀色の筐体

こちらであれば 3.5万円 ぐらいで手に入ります。

 

違いは『iOS Upgrade Kit』という

iOS Upgrade Kit|画像
iOS につなぐキットが無いだけ。
(別売りで6千円前後ぐらい)

 

iPhone や iPad で使おうと思った際、
必要とあれば後で買い足せばいいのです。
(その方が安く済みます)

 

 

倉川が考える Apogee ONE のコスパ

で、実際3.5万出して買う価値があるか?
のお話なのですが、

実際、他社製品を買うと考えて
このクラスであればライバルが

●Steinberg UR22mkII

楽天で購入

Steinberg さんの UR-22 mkII とかに
なってくると思うのですが、

この本体が1.4万ぐらい。

で、Apogee ONE には
コンデンサマイクが内臓されていますので
別途コンデンサマイクを揃えたとして
1万〜1.5万ぐらい。。。

 

「あまり変わらんやんw」

 

というのがクラカワの印象です(笑

 

確かに UR-22 は
マイク入力を2つ確保出来たり
Cubase の廉価版が付属するなど
いろいろ利点は考えられますし、

実際クラカワも触ったことがあるので
サウンドも悪くないです。

 

しかし、UR-22 はやはり
据え置き型のイメージですし
コンパクトさや携行性、

そして出先にいちいち
コンデンサマイクを持ち込んで
セッティングして。。。

 

なんて考えると
圧倒的に『Apogee ONE』に
軍配が上がる氣がします。

 

それだけでなく、
Apogee ONE は クロックの精度
レーテンシー 問題についても
感触的に悪くなく、

3〜4万前後、同価格帯の
インターフェースと比較しても

「これ、全然勝てるんじゃね?」

と思う印象。

 

 

自宅でも
マイクスタンドに常に付けておいて
思いついたメロディーを
すぐ歌でスケッチ出来る、
というメリットも捨てがたいです。

 

Apogee ONE Black と Silver では 実は発売日が違う?!

そして、実はここで衝撃的な事実が(笑

Apogee ONE の 銀色の筐体 のほうが
なんと発売日が新しいというw

Apogee ONE Silver|発売日画像
Apoggeさんのサイトはコチラ
→ http://www.apogeedigital.jp/product/one-for-mac

Apogee さんのサイトをザッと確認しても

Apogee ONE Black
Apogee ONE Silver での『差』は

iOSにつなぐケーブル だけなんすよね。

 

なのに市場価格で1.3万ぐらいの差があるというw

 

圧倒的に
Apogee ONE Silver を買って、
iOS用のケーブルを買い足した方が
どう考えてもお得じゃないすか、と(笑

 

Apogee ONE が Windows 対応に?!

実は Apogee さんは基本 Apple さん寄りで、
対応機種が主に Mac や
iOS オンリーだったりしたのですが

実は最近、
Apogee は Windows にも対応したらしく。。。

Apogee ONE Windows対応|画像

 

これは、クラカワ的にも衝撃でしたw

 

使えるシーンがすごく増えるなー、と。

 

 

倉川知也の Apogee ONE レビュー まとめ

さて、ザーッと書いて行きましたが、
クラカワの Apogee ONE レビュー
如何でしたでしょうか?

あまりこういうことを書くとアレかもですが、

Apogee ONE は アポジー製品の中でも
クラカワ的には『廉価版』というイメージでしたが
購入して使ってみると全然そのような印象はなく。。。

 

もちろん、上位の高級機と比較したら
当然勝ち目は無いと思いますが
安価でも『Apogee』だな、と
納得させられるインターフェースでした。

 

中でも特筆すべきなのは

「すごく音楽的なサウンド」

ということです。

 

現在、我々のスタジオでは
Antelope さんの Discrete8
導入しているのは割と有名な話かもですが

Antelope Discrete シリーズを買うべき3つの理由|Discrete8・Discrete4
ようやっと、このネタに着手することが出来ます。 この Antelope Discrete8 の記事を書くにあたって、 いつも以上にかなり慎重に検証しました。 なぜなら、日本では何故だか Antelope さんのオーディオインターフェースについて アンチ意見の方が少なくなかったからです。 実際、価格改定前にウチらのスタジオへ導入して (Discrete8 Basicが約15万ぐらい) 「こんなに安くてマジ大丈夫か...?」 ってクラカワも不安になったりしてまして。。。 (Antelopeさん...疑ってかかってゴメンナサイ...)

Apogee ONE で収録した素材を
その環境に持ち込んでも
決して『聞き劣り』することがありません。

 

アンテロープ さんのサウンドも
非常に音楽的なのですが、
Apogee さんも、とても音楽的。

 

RME さんの
『非常に冷静なサウンド』とは
キャラクターが違うので
(ちなみにクラカワは Fireface800ユーザーでした)

RMEインターフェース ユーザーの方の
モバイル用としてもいいんじゃないか、
とすごく思いました。

 

 

余談ですが、クラカワは常に

「もっと良い音にならないか。。。」

と、インターフェースを
買っては売り、買っては売り、、、

という感じで1年以上所有する、
というのは本当に
極々稀、なんですね。

 

その中でこの
『Apogee ONE』が2年以上も生き残る、、、

というのは、
それだけの『バリュー』がある、
ということじゃないかな、と(笑

 

お値段はそこそこしますが、
プロや上級者の方だけでなく、

初心者の方も
ちょっとがんばって手に入れてみると
『業務用高級機のサウンド』の片鱗を
体験出来るのでは、と思います(笑

 

この『Apogee ONE』。

クラカワ、強くオススメします。

 

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