音楽プロデューサーの 倉川知也 (クラカワ トモヤ) です。
Twitterフレンド の音楽プロデユーサーさんである
『松浦 純』さん (@ura_ura_jun) さんのツイートで
「プラグインはDAW純正だけで十分だ」みたいな論調あるけどそれは極端だな。
特にサチュレーションのコントロールに関してはまだまだ外部プラグインに一日の長がある
。
SNS上でバズる解りやすい格言は要注意— ura.ura /松浦純 (@ura_ura_jun) February 3, 2021
このようなものがあり、
「確かに」と思うことが多々あったため
このエントリをアゲようと思いました。
今回は Presonus さんの DAW、
『StudioOne』(スタジオ ワン) ユーザーの方に
クラカワ 個人的にオススメ出来るプラグインとして
私感たっぷりに3つほど挙げて行こうと思います。
StudioOne 初期からのユーザーだった 倉川知也が推すプラグイン3選
誰も言ってくれないので自分で書きますが、
私こと倉川知也は『StudioOne』がリリースされた
『Version 1』からのヘヴィユーザーでした。
今では某作家さんが
『日本での第一人者』
のように、日本代理店の広告戦略や
様々な要因で認識されている様ですが
当時サポートについて本社へ
英語でやりとりしなければならず、
そんなハードルの高い中、
仲間内やネットで大騒ぎして
「クラカワさんのオススメだったので」
というお声を幾つも戴くようになったりして。
(結構、拡販に協力してるはずなんだけどなぁ〜w)
ま、そんなこともあり(笑
『StudioOne』という DAW に関しては
『良いところ』だけでなく
『欠点』的なところも、自分、
割と知り尽くしてる感はあるかもです。
というワケでw
『StudioOne 使いなら持っておくべき プラグイン3選』
この記事が一人でも多くの
StudioOne ユーザー さんの
参考になりましたら嬉しいですw
StudioOne 5 になっても 今だに「これは使えるな」と思うプラグインとは
ちなみに、上記に過去形で記載している通り、
現在、クラカワ の メインDAW は
StudioOne ではありません。
しかし、様々な観点から考えて
サブDAW として使用しています。
(この詳しい理由などはまたの機会に…w)
なので、
StudioOne Version 1 から
この記事を書いている時点の
『StudioOne 5』まで
バージョンは全て、1つ残らず
所有・使用していることになります。
StudioOne も
ヴァージョンごとに進化しており、
内部プラグインもかなり良くなって来ていますが
その改善されたプラグイン以上に
「これはあったほうが良いであろう」
と思うものを
今回、3つ挙げていくことにします。
ギター・ベース アンプシミュレーター 系
StudioOne には『Ampire』という
アンプシミュレーターが予てから内臓されており、
バージョンごとに進化しているものの、
自分の感覚的には今だに
「とてもじゃないけど
プロとしての実用に耐えない」
という印象なんですね。
ま、エフェクティヴなサウンドとして
奇を衒(てら)ったものを狙うなら
ぜんぜんアリなのですが、
やはりリアルな
『ギターアンプ』『ベースアンプ』としての
サウンドを求めようとすると
『Ampire』だけですとかなり厳しいよな、と。
ギター や ベース などを楽曲に入れる際、
とても便利なアンプシミュレーター。
様々なものを使って参りましたが
そのなかでもクラカワの中で
『不動の1位』
というものが存在します。
IK Multimedia Amplitube シリーズ
そこで登場するのこちら。
IK Multimedia (アイケーマルチメディア) さんの
Amplitube (アンプリチューブ) です。
クラカワ はこちらの
アンプシミュレートプラグイン も、
実は Version 1 から愛用していたりします。
DAW 黎明期の約20年近く前ですと
アンプシミュレーション のプラグインは
選択肢がほとんど無かったですが、
その中でも Amplitube さんは
ピカイチ のサウンドでした。
今では Version 5 にもなり、
様々な機能が搭載されて
サウンドも他社に追随を許さないほどの
リアルなアンプサウンドを得られます。
ちなみに余談ですが
この Amplitube さんの中には
『Roland JC−120』
通称、ジャズコーラス のモデリングが
内臓されているのですが、
他社さんでは
なかなか収録されていないシリーズ
だと思うんですねw
Boowy さんや 布袋寅泰 さん好きの方には
結構たまらないんじゃないかな、とw
ちなみに、あの
ジャズコ の特徴的な コーラスサウンド を
どうやって得ることができるか、についても
エントリ上げてますので参考までにどうぞw
ソフトウェアシンセサイザー 系
StudioOne には『Presence XT』をはじめ
様々な ソフトシンセ が内臓されています。
実はこれに関しては割と優秀で、
特に『Impact XT』などは
EDM などのトラックメイキングに
そのまま普通に使えてしまうレベルではないか、とw
ただやはり、生楽器系が弱かったり、と
いろいろ思うところもあり、そして
ソフトウェア インストゥルーメンツ 系でも
何か1つ推しておかないとなぁ、、、と思い。。。
ソフトシンセ 系では
本当に推したいものが山ほどあり、
すっげー悩みましたが、
拡張性やお得感、
初心者の方でも導入しやすく、
中・上級者の方にも耐えうるであろう、
という点を加味して
今回は様々な観点から下記のものにしました。
UVI ソフトウェア シンセサイザー シリーズ
今回、クラカワが
StudioOne 内臓ソフトシンセ 以外として推す、
ソフトウェアインストゥルーメント は
UVI さんの
『ソフトウェア音源』『サウンドウェア』
シリーズです。
(↑ タップ or クリックで様々な音源について表示されます ↑)
クラカワ的な『推し』の点的には
・UVI Workstation が無料である
・音源が基本サンプリング音源である
・予算に応じて買い足して行ける
・セールやバウチャー配布などが頻繁にある
などなど、、、
このような点が挙げられます。
無料でもらえる UVI Workstation がすごい
UVI さんの各音源をバラで購入しても
そのままでは動きません。
UVI Workstation という
無料のソフトウェア が必要になります。
(※後述する『UVI Falcon』さんでも動きますよw)
————-
※ダウンロードはコチラから
→ https://www.uvi.net/jp/instruments/uvi-workstation
————-
この UVI Workstation ですが、
単なる UVI ライブラリ再生ソフト だと
あなどってはいけませんw
実はこの UVI Workstation 内に
UVI さんのフラッグシップシンセ
『Falcon』(ファルコン) の サウンド が
一部、お試し として収録されているのですw
(↑ UVI Falcon の詳細は上記画像をタップ or クリック ↑)
※UVI WorkStation の Falcon ライブラリはこんな感じw
( ↑ UVI Workstation Falcon Preset Tour の画像 ↑)
その他、UVIサウンドバンク (.ufs) だけでなく、
AIFF、FLAC、MP3、MP4、
REX1、REX2、SDII、WAV、WAV64、SND、CAF …
様々なファイルを扱うことも出来るのですw
要は UVI さんの その他音源など
Products を購入しなくても
シンセサイザーワークステーション として
結構使えるぜ、というお話しで。
なんやったら
セールの時とかにボチボチと
音源買い足せまっせ、というw
てか、無料なんだからStudioOne以外でも
インストールしとけ、って話なんすけどねw
今回、選に漏れたけど推したかったソフトシンセ
今回、実際『推したいシンセ』は山ほどあり、
1つに選ぶの、メッチャ迷いました。
例えば、
AIR Music Technology『Xpand! 2』(エクスパンド2)
もともとは業界標準DAWである
『Protools』(プロツールス) に
バンドルされていたソフトシンセ。
取り立てて「音が良い」とか
「サウンドがリアル」とは言えないのですが、
オケの中に入れると
『バチっとキマる音』だったりするんですよねw
セールの時とか、
ワンコイン(約500円〜1000円)で
買えちゃったりしますw
あと、もう1つ。
Auturia (アートリア) ソフトシンセ シリーズ
UVI さんのライバルのように
取り上げられることが少なくないのですが
Arturia (アートリア) さんの
ソフトウェア シンセサイザー シリーズ です。
今回、何で選に漏れたか、というと
アートリア さんの ソフトシンセは
単品が異常に高いのと、
セールをあまり見たことがないこと、
やったとしても単品ではお買い得感が薄く、
『V Collection』(Vコレクション) ありきであること、
その『Vコレ』自体も
頻繁にアップグレードがあり、
『お布施』(アップグレード料金) が
定期的にかかること、などコスパの面で
「あまりお買い得感がないなぁ…」
というのが理由になりました。
ミキシング・マスタリングエフェクト系
最後に、ミキシング・マスタリング など
StudioOne でのエフェクト処理関連で
クラカワ 的に
「これは絶対外せない」
というものをご紹介します。
IK Multimedia T-Racks シリーズ
StudioOne で音源制作をするなら
「これは絶対買っとけ!」というものは
IK Multimedia (アイケーマルチメディア) さんの
『T-Racks』(ティーラックス) シリーズです。
他の方はどうかわかりませんが、
クラカワ はこの『T-Racks』さんが無くては
「StudioOne での作業ができない」
と言っても過言ではない、というぐらい
必須の エフェクトプラグイン になります。
確かに、最近の
『Presonus Fat Channel』も
そこそこの音になってきましたが、
どうも、やはりサウンドに
『パンチ感』が無くなる印象なんですね。
ちなみに、
その『T-Racks』さんの中でも
かなり使用率が高いのがコチラ。
IK Mlutimedia T-Racks Black 76 Limiting Amplifier
Black 76 Limiting Amplifier です。
生ドラム だけでなく、
生ドラム系の打ち込みの
2mix バスに刺すだけで
サウンドが『大化け』しますw
あとは、
IK Multimedia T-RackS Stealth Limiter (ステルス リミッター)
T-Racks Stealth Limiter (ステルス リミッター) ですねw
マスタリング リミッター として
クラカワの中で『ベスト』とは言えませんが、
初心者の方で『音圧を稼ぎたい』方には
ある程度、いい感じに追い込める と思いますw
スタジオワン 使いなら持っておくべき プラグイン3選|まとめ
さて、
『StudioOne 使いなら持っておくべき プラグイン3選』
つらつらと書いて参りましたが、
如何だったでしょうか?
この記事を書いている時点で
StudioOne が日本で発売されて約10年。
(そうか…10周年なのか…)
クラカワ の中では
数年前に『サブDAW』になりましたが
今だにお世話になっています。
ユーザーさんも年々増え、
うれしいような、フクザツなような。。。
様々な氣分だったりしますw
ま、なにはともあれ
クラカワのこの記事が
あなたの音楽制作のお役に
少しでも立てましたら本当に嬉しいです。
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