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MOTU 2408mk3 Review|倉川知也のオーディオインターフェースレビュー

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motu_2408mk3(表)|画像レビュー

MOTU 2408mk3|接続性

これが問題なんです。

Apple さんの Mac Pro

 

がタワー型ではなくなり、
通称『ゴミ箱』揶揄される外見になり、
何でもかんでも拡張については
Thunderboltで、ということになって。。。

 

これにて、2408mk3を含む
MOTUの専用PCIカード、
PCI-424(PCIe-424)カードで接続する
オーディオインターフェースを
手放さざるを得なくなり、
ヤフオクで投げ売りをする
アーティストさんが続出したんです。

 

ただ、Windowsの自作マシンを
メインで使っている僕にとっては朗報も朗報。

当時、人生のどん底に居たので
全くと言ってお金がなく
プロデューサーとして瀕死の状態だった時。

このMOTU 2408mk3を手に入れることが
まさか出来るとは思いもよらなかったんですね。

そこから僕の復活劇が始まった、
と言っても過言じゃないぐらいの出来事でした。

 

あ、ちなみに
そのヤフオクで譲って戴いた方との
エピソード話も色々あるので
何かの時にお話できたら、とw

 

 

ま、さておき
お話をもどしまして。。。

 

 

2408mk3の接続に関して、ですが
要は、ファミコンカセットが大きくなって
むき出しになったようなPCIカード
MOTU PCI-424カード|画像
↑ こういうやつねw

 

というものがパソコン本体に刺さらないと
使うことができない、というのが
この2408mk3の最大の問題なんですね。

 

ま、当時はUSBも遅かったですし、Firewireも
オーディオインターフェースとしての
安定性的にどうなんだろー
という感じでしたので

やはり昔からあって枯れた規格、
要は『安定性』を考えて
PCIを選択することになったと思うのですが。。。

 

既に時代は流れ流れて
USBも1.0どころか、3.0になったり、

Firewireも400、800、そして
Thunderboltにとって変わったり、

ましてやUSBとThunderboltの端子が
統一されたUSB-C(Thunderbolt3)なんて
規格がでて来るまでになって、

デカイ、幅をとる、などなど。。。

PCIがお役御免になっていくのは
時代の流れだったんだよなぁと。。。

 

あ、ただ
ここ最近、数年前ぐらいから
Windowsユーザーが氣付きはじめたみたいで
ヤフオクでの価格は軒並み上昇したりしてました(苦笑

実は今まで2408mk3に関して
ネット上で言及してこなかったのは、

「価格が上がるからみんな氣付かないでくれぇぇ〜」

というのが本音です(汗

 

ただ、もう時期的にいいかなーって思って
今回、公開することにしたという(爆

 

あ、ちなみに、
接続性について最後に
素晴らしいところについて。

 

先述したとおり、
2408mk3はPCI-424カード、
もしくはPCIe-424カードというものを介して
形こそFirewireに似ていますが、

MOTUさんの独自規格である
AudioWire』というものに変換されます。

そのPCIカードには4つの
AudioWire端子があるのですが、

な、な、なんと!

2408mk3を4台繋げられるんです。

 

2408mk3のスペック情報にも記載しましたが、

『同時24チャンネル入力&30チャンネル出力』

これを4台繋げて、
1台のオーディオインターフェースとして
認識し、使うことが出来るんです。

 

MOTU 2408mk3|4台拡張|画像

 

24ch入力×4台の入力。。。

 

おいおいおい、、、
って感じですよね(笑

 

あ、あと僕の記憶が正しければ、
HD192をはじめ、AudioWire規格に
対応している機器であれば
様々なものを拡張できたと記憶しています。
(まだ、やったことがないのでなんとも言えませんが。。。)

 

MOTU 2408mk3|将来性

かなりレガシーなインターフェースなので、
流石に将来性はなぁ。。。と思って
星1個にしましたが、

今年の年末に発売される

iMac Pro 

が発表された時に、

「もしや。。。」

と、僕は直感的に思ったことがあって。

ここ10年ぐらいMacを購入する際に
お世話になっている方にお聞きしてみたら

「その可能性はあるかもしれませんね」

とのお話。

 

要は、iMac Pro のスペックを見ると、
Mac Proに画面がついた、
という感じにみえるわけですね。

そうなると、あのゴミ箱、
失礼、Mac Pro はどうなるんだ、と。

 

我々界隈では、

「Mac Proがタワー型に戻るんじゃないか」

という思惑が拡がっているワケです。

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※実際、2019年6月に
MacPro 2019』でタワー型になりました。
やっぱり、という感じでしたねw
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そうなると当然、
PCIバス関連の復活も考えられるわけで。。。

レコーディングスタジオ業界標準の
AVID Protoolsの拡張機器でもある
Protools HDX だって
未だにPCIeで発売されているわけで。。

 

ひょっとしたらひょっとするかもです。

てか、今後PCIe関連が値上がりする?!

なんてことを考えると
上記した『拡張性』の項目も
この『将来性』の項目も
大きく評価を変えねばならなくなりますね(笑

 

てか、「買うなら今のうち!」ってことかしら。。。?!

 

 

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 MOTU 2408mk3|オススメ度

 

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