音楽で喰うを目指しているバンドメンバー全員が知るべきこと
先日、YouTubeで気になる動画を見つけた。
筋肉少女帯の大槻ケンジさんが
『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』
に出演されていた時のお話。
※動画が消されてしまったようです。。。涙
この中に『音楽で喰う』ということについての
活きるヒントが内包されていた。
今日はこのことについて綴っていきたいと思う。
ブラマヨとゆかいな仲間たち での大槻ケンヂさんのお話がヤバい
大槻ケンヂさんといえば、バンドブームやイカ天、
ハイスタンダードなどのメロコア、エモコア、スカコア等が出てくる
『インディーズブーム』以前、
もはや『インディーズ』という言葉すら無い時代に
その流れを見てきた、というよりも
『バンドブーム』という潮流の発信者側。
僕は残念ながら『バンドブーム』という渦に
巻き込まれていた側なので、
当時の事についてはバンドブーム終焉後に
研究して知る事になるのだけど。。。(苦笑
バンドブームって、そもそも何だったの?
https://www.youtube.com/watch?v=4cVzfQqycxs&feature=youtu.be&t=12m21s
大槻さんがコチラでおっしゃっていますが、
『バンドブーム』と言われるものは
1、イカ天ブーム
2、ホコ天ブーム
3、インディーズブーム
この3つの流れが重なって大きくなり、
『バンド』というものが『ブーム』になった、とのこと。
僕はてっきりイカ天(三宅裕司のいかすバンド天国)が
バンドブームを創ったと思っていましたが、
こんな流れがあったのですね。
武道館公演したバンドの月給のお話
今回のこの動画で僕がめっちゃ驚いたのがこれ。
大槻ケンヂさんのバンドマンとしての月給が
なんと、3万5千円!!!
今とは圧倒的に比べ物にならない程、
音楽シーンが盛り上がっていたあのバンドブームの最中、
月給3万5千円!!!(なんで2回言うねんw
さらに付け加えると、
バンドで日本武道館公演をした時でさえ
月給10万円!!!
というから驚きです。
いい音楽を生み出す のと 音楽を仕事にする のは別の次元の話
僕は2000年にインディーズレーベルを立ち上げてから
約3年で本業に、5年で法人化しました。
インディーズレーベル立ち上げ前から
X JAPANさんのビジュアルシーンや
横山健さんがHi-STANDARDで牽引していった
メロコア、スカコアなどのシーンについて研究し、
「いい曲書いているだけじゃ音楽で喰えない」
そう確信していました。
実際、YOSHIKIさんも
「純粋に音楽をやりたければビジネスを勉強すべき」
と、雑誌やTVなどありとあらゆるところで
常に発信していらっしゃいました。
なにかのモノゴトをお金にする方法を『マネタイズ』といいますが、
事務所に所属したりメジャーに行くことだけが
『マネタイズ』の方法ではありません。
しかも今はインターネットという
大手TVや雑誌などのメディアを使わずとも
『パーソナル(個人)』が情報を発信出来る仕組みがあります。
あなたのバンドも(ソロでも)マネタイズの方法、
そしてどこで稼ぐか(キャッシュポイント)をしっかり考えれば
音楽の求人など漁らずとも音楽で喰っていく事は可能なのです。
その為には様々な情報を己の中にインストールし、
お金が生まれる『仕組み』を構築しなければなりません。
「音楽で喰っていく事は可能である」
僕はこう考えます。
そして今、この時代の環境は間違いなく
アーティストにとってチャンスの時代だと思います。
あなたは本気で音楽を仕事にしたいと思いますか?