IK Multimedia T-Racks と秘密について
IK Multimedia T-RackS MAX |
音楽プロデューサーの倉川知也です。
実はクラカワ、ずっと隠してきたことがあります。
予てから、
「どうやったら倉川さんのようなミックスや
マスタリングの音になるんですか?!」
という御質問を戴いたりしていたのですが。。。
すんません。。。
これ、実は、
割と『はぐらかして』きた、
というところがあるんですね。
だって、これって
ある種『企業秘密』的な
ところだったりするんですよ。
なので、今まで黙ってきましたが、
本日、クラカワのサウンドメイキングに
『絶対に欠かせない』
という、IK Multimedia さんの
T-Racks というソフトついて
初めて言及、というか
色々『バラし』ちゃうことにしました。
DTM、DAWのミキシングやマスタリングで
「どうしてもメジャーの音にならない!」
と、御悩みの方、
お役に立てたら嬉しいですw
IK Multimedia T-Racks が無いと仕事にならない!!!
そうなんです。
タイトルにも記載しましたが、
IK Multimedia(アイケーマルチメディア) さんの
マスタリングエフェクトプラグインの
T-Racks(ティーラックス) が無いと、
クラカワの音楽制作は成り立たない、
というぐらい愛用しています。
しかも、初代T-Racks (T-Racks24) から、です。
SweetestRecords初期の時、
倉川、マスタリングへの知識が
全くと言って良いほどなく、
大沢さんという
当時、エンジニアさんの卵の方に
マスタリングをお願いしていたんです。
その時に教えて戴いたのが
T-Racks だったんですね。
アナログ的な暖かく太いサウンド。T-Racksに驚愕!
当時、Roland さんの名器である
ハードディスクレコーダー『VS-1880』で
初期SweetestRecordsの音源は
制作していたのです。
当初、パソコンでの音声の録音は
まだまだ黎明期。
現代での所謂『DAW』のような
ことをコンピューターで実行するには
相当な費用が必要でした。
しかしながら、
マスタリングまでの工程は
VS-1880では流石に出来ないのです。
で当時、クラカワの資本では
Macは高くて買えませんでしたので、
Windowsの自作機で
マスタリングできるであろう、
手持ちのソフトを
いろいろ試してみるのですが、
やはりメジャーレーベル級の
『音』にならないんですね(当然w
どんなに一生懸命ミキシングしても
やはりマスタリング次第で
結構しょぼく聞こえちゃうので
ずーーーっと悩んでたんですね。
その時に、大沢さんのご自宅で
クラカワは初めてDAW、
要はパソコンベースで
レコーディングやマスタリングが出来る、
ということを目の当たりにするんです。